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長崎県の男女群島沖の東シナ海で24日夜、香港船籍の貨物船が遭難信号を発信し、その後沈没した。中国当局は26日までに、中国人を含む8人の死亡を確認したとしている。
当局などによると、沈没した貨物船「JIN TIAN」には22人が乗っていた。
韓国との海上国境の近くにある無人島、男女群島の西約110キロメートルの沖合で遭難信号が発信されたという。
日本の報道によると、26日までに13人が救助された。うち8人は死亡が確認され、5人は容態が安定しているという。
乗組員のうち14人は中国国籍、8人はミャンマー国籍だったとされる。
律桂軍・駐福岡中国総領事は中国の国営放送CGTNに、死亡が確認された乗組員のうち6人は中国人だったとし、哀悼の意を表した。
現場海域では、日本の海上保安庁や自衛隊、韓国の海洋警察庁、民間船などが行方不明の9人を捜索している。
沈没の理由は今のところ明らかにされていない。
船舶の動きに関する情報を提供しているウェブサイト、マリン・トラフィックによると、JIN TIANは先月、マレーシアのポートクランを出港。25日に韓国・仁川に到着の予定だった。
